今月14日から東大病院に入院していた上皇さまは今日午前11時半頃、上皇后さまに付き添われて東大病院を出発し、4日ぶりにお住まいの仙洞御所に戻られた。上皇さまは今年5月に運動の負荷が一定以上かかると心臓の筋肉に血液が十分に送られない状態になる「無症候性心筋虚血」の診断を受け、薬の服用や運動量の調節を続けられてきた。しかし症状が改善しないことから、医師が心臓の負荷を和らげる新しい薬を追加するのが適切だと判断。新しい薬の服用により不整脈などになる場合があるため、入院した上で心電図などを確認しながら薬の量の調節などが行われてきた。