国立科学博物館には、約500万点の文化財が保管されている。文化財は、毎年約8万点ずつ増加し、収蔵庫のスペースが足りなくなっている。新たな収蔵庫を建設しているが、建築資材の高騰などで、費用は当初の予定から約2億円増えている。光熱費もおととしの2倍に高騰していて、運営が厳しくなっている。きょう、国立科学博物館は、クラウドファンディングを始めた。1億円を目標とし、11月5日まで募集する。返礼品は、標本レプリカなど、40以上の支援コースを予定している。標本資料の重要性を知ってもらう機会にもしていきたいとしている。