内臓脂肪を減らす薬として先月22日に発売されたウゴービは注射で医師が処方するもの。来月8日発売のアライは飲み薬で薬局で購入可能なもので脂肪の吸収を抑えるもの。アライは食事中の脂肪の吸収を抑制し便と一緒に排泄する。内臓脂肪や腹囲を減らす効果が期待される。日本人への臨床試験では1年間の服用で腹囲が4.73センチ減ったという。1日3回復用の飲み薬タイプで6日分で2530円。医師の処方箋は不要で薬剤師の対面販売で購入できる。購入条件としては糖尿病などの健康障害がない18歳以上、おなか周りが男性85センチ以上、女性90センチ以上、生活習慣の改善に取り組んでいるなどがある。服用を始めると便が油っぽくなる、下痢や腹痛などの副作用が現れることがあるという。肥満に分類される人は世界で10億人以上いると言われていて肥満薬の市場規模は拡大中。日本人は欧米人に比べ健康障害が出やすいため肥満症には気をつけなければならないと医師は語った。