不動産経済研究所によると、先月東京・神奈川・埼玉・千葉の1都3県で発売された新築マンションの平均価格は1億75万円で去年同月比で28.4%上昇した。首都圏の平均価格が1億円を超えたのは今年3月以来4か月ぶり。この内東京23区は高価格帯の大規模物件が多く売り出されたことで24.4%上昇し平均価格は1億3532円となった。埼玉は浦和や川越エリアでタワーマンションが供給された影響で、42.9%上昇し7070万円、神奈川は6%上昇して6478万円、千葉は11%上昇して5932万円だった。一方東京の23区以外の地域は7.8%下落して5618万円だった。不動産経済研究所は、平均価格が1億円を超えたが高価格帯の物件でも即日完売や販売開始した月のうちに売れることも多い、秋以降も高価格帯の供給が続く見込みだとしている。