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「不安障害」 のテレビ露出情報

「人間関係リセット症候群」とは、SNSなどで築き上げてきた人間関係を突然絶ってしまうことで年齢・性別は関係ないという。あくまで病気ではなく”ある心の状態”のことで、自分自身の存在を消したい心理だという。SNSのアカウント削除だったり、退職・転職を繰り返したり、音信不通になるというのが起こり得る行動だそうだ。益田さんは「人間関係リセット症候群」について、「キラキラしているものを見すぎちゃって、衝動的にやっちゃう人は結構多い。」などと解説した。
実際に「人間関係リセット症候群」を経験した人によると、ある20代女性会社員は学生のときのクラス替えの時や社会人になる時、人事異動の時などの節目で10回以上、LINEやSNSのアカウントの削除をして人間関係をリセットしたという。リセット後に今までの知り合いや友だちとすれ違っても気づかないふりをしたそうだ。また20代の女性番組スタッフは友人関係がうまくいかない時や恋人と別れた時にLINEのアカウントを削除し、事前に連絡した特定の人だけを再登録したそうだ。
クロス・マーケティングが行った「人間関係をリセットした?したい?」というアンケートで、全体で37%の人が「はい」と答えていて、年代別で見ても「はい」と答えていた人は同じぐらいのパーセントだった。益田さんによると、「人間関係リセット症候群」は中高年でも起こり得るそうで、「離婚を機に誰とも連絡を取らなくなった」「親戚付き合いを突然やめてしまった」などの声が挙がった。益田さんは「うつの人ととか、不安障害の人でよくやるというケースはよく聞く。リセットという行為にやみつきになるというよりは、そういう人がそこを我慢できなくてズルズル続けちゃう。」などと解説した。
「人間関係リセット症候群」には特徴的な原因として、人との関係を継続することや、評価が気になるということにストレスを感じるというのが原因で、陥りやすい人の特徴として完璧主義だったり、相談できる人がいない、ネガティブ思考、単独行動が好きだという。”リセット”をされた人は、「連絡の手段が1個もなくなってしまってショックではある」などと話していた。
「人間関係リセット症候群」の対策について益田さんによると、一晩寝てから考えたり、ゲームなどに没頭してみるというのも1つだそうで、人とつながっていることに疲れたら、SNSなどの他人とつながるツールと距離を置くのも良いそうだ。

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