来月1日から一部医療機関で予約キャンセルに「予約に基づく診察の患者都合によるキャンセル料」という新たな制度がスタートする。予約に基づく診察は一般的な無料の予約ではなく予約料を徴収して予約を受け付ける特別なケースで今回の制度では有料の予約に限り患者都合でのキャンセルの場合にキャンセル料の徴収が認められる。武蔵大学市川氏は「予約診療をやるためには十分な医者の数を用意したり一日の予約の患者数制限しなきゃいけないというコストが医療機関側にかかり、キャンセルされてしまうとお金をかけて体制を作ったのに赤字になる、お金を払うことを前提に予約した患者に関してはキャンセル料を頂いてもいいのでは」とした。一方で改正の対象外となる無料予約の医療機関でもキャンセルは頭を悩ませてきた問題だった。取材した世田谷区の歯科クリニックでは今月17日の予約は全体の26%にあたり6件がキャンセル、うち2件は無断キャンセルだった。クリニックでは1回30分の診療で約5000円の収入でキャンセルにより得られるはずの収入がゼロ、人件費や準備した薬剤が無駄になるという影響がある。今回の厚労省の通達は一部医療機関だけが対象となるがより多くの医療機関がキャンセル料をとっていいかと聞くと賛否が別れた。
