不動産調査会社の「東京カンテイ」は、3大都市圏にあるファミリータイプの中古マンションの価格を集計し、70平方メートルに換算した平均価格を毎月公表している。それによると、先月の東京23区の平均価格は1億2741万円だった。去年の同じ月と比べて23.3%上昇したものの、上昇幅は前の月より4.1ポイント縮小した。このうち、品川区や世田谷区などの「城南・城西6区」は25.2%上昇して1億794万円、豊島区や江東区などの「城北・城東11区」は24.4%上昇して8338万円と、住宅地を中心に引き続き前年比で20%を超える値上がりが続いている。一方、価格帯が最も高い中央区や港区などの「都心6区」は12.8%の上昇で1億8512万円と、値上がりの幅がいくぶん縮小傾向にある。調査した会社は「全体として上昇傾向は続いているものの、都心部の高価格帯の物件では強気の価格設定を見直す動きが強まっていて、上昇には一服感が見られる」としている。
