パリ五輪・フェンシング男子エペ個人で加納虹輝選手が日本人初となる金メダルを獲得。ロンドン五輪フルーレ団体銀メダリスト・三宅諒さんがリモート解説。三宅氏のプロフィルを紹介。昨年引退。東京五輪の延期が決定した際、スポンサー契約の一時停止を自ら申し出、ウーバーイーツで一時アルバイトをしていたという。
三宅氏は加納選手勝利のポイントについて「173cmで小柄、敵の陣地に攻め込むにはやや攻撃力不足、相手に攻めさせることで後退することを封じる必要があった。決勝は思うように試合を進めることができた」などコメント。また三宅氏は「加納ジェットと言われる決め技は強力だが、射程距離はとても短い。そのまま単身攻め込んでいってもボレロ選手の牙城を崩すことはできない。なのでボレロ選手をこちらに呼び込む。そうするとボレロ選手は攻めてきているので当然下がることはできないなので反撃が加納選手寄りになるので、あえて加納選手側に呼んで反撃を狙っているというのが今回の勝ち方。すごいのが、それを加納選手はずっとやっていたこと。加納選手の“聖域”にこもってボレロ選手が無理したところを迎撃するという戦法」などコメント。また三宅氏は団体について「団体はとにかく、メンバー全員で加納選手が45点をつけるような試合運びをしてほしい」などコメント。