パリオリンピックまであと5カ月。バドミントンは最大の山場となる来月のフランスオープンに向け、今日日本代表が練習を公開した。パリの出場権は各種目最大2枠で、男子シングルスでは元世界ランキング1位の桃田賢斗選手が6番手と2大会連続出場が厳しい状況である。そんな中、1番手につけているのが初のオリンピックを目指す奈良岡功大選手(22)である。コーチは父・浩さんが務めている。着実に力をつけた奈良岡選手は去年の世界選手権で銀メダルを獲得するなど世界ランキングは最高2位となった。子供の頃からの夢を叶えるために大舞台の切符獲得を目指す。奈良岡選手は「自分の全力が出せれば勝てる自信もあるので、五輪に出られるようにしっかり意識していく」などと話した。