WHOが勧告する冬の室温18℃以上という基準。これを満たしているのは全国の都道府県で4つのみ。寒い家で過ごすと低体温症のリスクがある。日本の家の温度を調査した専門家は、北海道の調査対象宅の平均の居間の室温は19.8℃、逆に香川県では13.1℃だという。温暖地では断熱の良い住宅が普及していないため、真剣に受け止めなければならないのは温暖地だという。各国のアナウンサーが地域の実情を伝えることで、低体温症への危機意識を高めることを目指している。さらに自宅でできる対策も紹介している。家の中で一番熱が逃げるのは窓なので、基本はカーテンで対策。厚みのあるものに変えるだけで冷気をしっかり遮断できるという。また窓そのものを緩衝材で覆うのも効果的。冷気の通り道に暖房器具を置いて温めるのも効果的。そして寝室では、実際の室温を確認してほしいという。もし下回ってる場合は湯たんぽで温めたり、電気毛布を使うこともオススメ。
URL: http://www.who.int/