米国・トランプ大統領は21日、妻・メラニア夫人らとともにワシントン大聖堂での礼拝に出席し、その後、共和党議会幹部らと会談を行った。まもなく大規模なインフラ投資に関する記者会見を行う予定。トランプ氏は就任式直後に25本以上の大統領令に署名するなどバイデン政権からの政策の大転換を図り感染症対策などに取り組むWHO(世界保健機関)からの脱退も表明している。これに対してWHOは21日「遺憾に思う」との声明を発表した。一方、トランプ氏の大統領就任後に初めて閣僚として議会に承認されたルビオ国務長官も活動を開始した。ルビオ氏は国務省で職員を前に演説し、トランプ氏が推し進める「米国第一主義」を実行するよう呼び掛けた。ルビオ氏は日本、インド、オーストラリアとの4カ国の枠組み「クアッド」の外相会合に出席し、まもなく訪米中の岩屋外務大臣とトランプ政権発足後、初の日米外相会談を行う。
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