卓球の世界選手権で日本女子がグループリーグで4連勝し、首位通過が決定した。今回ブラジルと対戦しストレートで勝利した。左腕のみのブラジルのアレシャンドレ選手はラケットの上にボールを置きボールを上げてサーブを打つというやり方で、試合では鋭い変化をするサーブで平野美宇選手が空振りする場面もあり、ラリーで打ち勝つ場面もみられた。ラケットを持っていない手を振れないとパワーが出ずボールコントロールが難しくなるが、アレシャンドレ選手は練習量でカバーしているという。上げる時のコントロールがサーブの精度に必要で、片手のみだとサーブのバリエーションが限定されるという。リオオリンピックではポーランドの選手がオリ・パラ両方で出場しており、世界選手権・エキシビションで障がいのある方と一緒に戦う場面がみられた。日本女子は決勝トーナメント進出が決定し、決勝トーナメント2回戦目までいくとパリオリンピック出場が確定となる。