今月3日、日本競泳界のスターが長きにわたった競技生活にピリオドを打った。入江陵介は日本代表として18年間、世界と闘い続けた。松岡修造が入江にインタビュー。入江は16歳で日本代表に。2009年の世界水泳ローマ・200m背泳ぎで銀メダルを獲得。3年後のロンドン五輪・100m背泳ぎで銅メダル、200m背泳ぎで銀メダルを獲得。2013年世界水泳バルセロナではメダルから遠ざかった。入江は自身のSNSに「本当に弱い自分が辛い」と綴った。自らを責める入江に対し、大先輩の北島康介は「弱いから辛いんじゃなくて強いから辛いんだ」と返した。その後もメダルには届かず、昨年の世界水泳福岡100m背泳ぎは自身初の予選落ち。パリ五輪代表に挑戦したが出場は叶わなかった。