SAFとは持続可能な航空燃料の頭文字をとったもので、廃プラなどのごみやバイオエタノール、廃食用油などが原料となる。SAFは化石燃料と比べてCO2が8割削減されると考えられているエコな燃料とのこと。ただ供給量に課題があり、SAFは2022年の世界のジェット燃料供給の0.1%にとどまっている。そこで世界経済フォーラムは2030年までに世界のジェット燃料供給の10%まで増加させることを宣言している。SAFの立役者である日揮の西村勇毅さんは日本の空港でSAFが供給できないと国際便の運航ができなくなるかもしれないなどと指摘している。ただ廃食用油の回収実績は増えていて、大阪のイオンモール5店舗でみても直近5か月で右肩上がりとなっていて、中でもイオンモール堺北花田店が全体の約3分の1を集めているとのこと。