G20サミット最終日の今日、首脳らはマハトマ・ガンジーの墓であるラージ・ガート記念碑に献花。今日はデジタルなどの改革をテーマに討議。閉幕したサミットは、焦点となっていた首脳宣言が初日に採択されるという異例の展開。ウクライナ侵攻については、欧米の立場を反映した言葉が明記。去年サミットではあったロシアを名指しで非難する文言は盛り込まれず、ウクライナ側は批判。宣言にはグローバルサウスへの支援も盛り込まれた。中国からは共産党序列2位のり京首相が出席、習近平国家主席は初めて欠席。主席は例年、サミットで個別の会談を行ってきたが、首相は数カ国に留まる。中国内では主席の動きが多く報道され、サミットでの首相の発言などは取り上げられず。岸田総理は今日、韓国のユン・ソンニョル大統領と会談し、日中韓首脳会談の再開に向けて連携することで一致した他、会見では福島第一原発の処理水放出について、説明を尽くしたと表明。中国に対してはWTOなどを活用し輸入規制撤回を求めていく考え。
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