世界遺産の木造教会を修理する。講壇だった5枚の板は数百年間大事に保管されてきたもののスロバキアでは当時の形を再現しつつ修理できる職人が見つからなかった。この難題に挑むのは数寄屋大工・相良。同時期に作られた近くの教会の講壇を参考にする。まずは汚れを落として修理の手がかりを探す。残っている部材や跡を見ながらどこが繋がっていたのか慎重に判断。当時の講壇を再現するため2階の廃材を再利用する。板の上部の接合部分に細工を施し小さなパーツを差し込むことで板と板が締まった。景観を損なわない修理という点で大きな問題がある。足元の飾りが5枚中4枚欠けてしまっている状態。
