日本体育大学の陸上長距離選手・山崎りさを紹介。日本選手権では学生トップの9位に入賞した。目標は2025年の世界陸上で代表になることと五輪出場。廣中璃梨佳、田中希実のような存在になりたいと話した。山崎が入学した後の日体大は、女子駅伝の最高峰とされる富士山女子駅伝で大幅に成績が上がった。富士山女子駅伝には5連覇中の名城大が立ちはだかる。そのために山崎は最長距離の第5区間の攻略を目指し、4月の学生選手権では10000mに初挑戦で優勝、日本選手権では自己ベストを約50秒更新&学生トップの成績をマークした。153センチという小柄な山崎はなぜ強いのか。チーム仲間の齋藤みうは足の運び方や筋肉の使い方が優れていると評し、保坂晴子は練習中に声かけをするなどチームに欠かせない存在だとしている。今大会には名城大の他にも、10000m日本歴代3位の記録を持つ、不破聖衣来(拓殖大)が2年ぶりに出場する。山崎は「チームを導く走りをしたい」と意気込みを語った。