- 出演者
- 田所拓也 中川安奈 伊藤智也
元大関栃東の玉ノ井親方が大相撲九州場所8日目の相撲を解説。豊昇龍に対しては「ここちょっと2、3日、立ち合いが悪かったので、しっかり差し勝ったことと右の上手を取れたことで、自分の流れに持っていけた」と評価。琴櫻は「右の上手が若干深い。もっと引き付けたりとか、右から投げで振ったりとか、寄るときももっと腰が下がってくると思うので、そこら辺をちょっと修正してほしい」と注文をつけた。
元大関栃東の玉ノ井親方が大相撲九州場所8日目の相撲を解説。後半戦の相撲に対しては「13日目、14日目、そこら辺がいちばん鍵になってくる。引っ張っていくのは大関だと思うけれども、混戦になっていくだろう。」として優勝ラインの予想を「13勝2敗か、12勝3敗ぐらいかなというふうに思う。」とコメントした。
玉ノ井親方がきょういち押しの相撲としてあげた若隆景と平戸海の取り組みを解説。玉ノ井親方は若隆景に対し「相手を崩す高い技術を見せてくれた」と評価。具体的には「右を差したあとの左からの絞り。絞って相手を浮かせて、ちょっとまわしを取るしぐさもしながら、左からこう押し上げるような絞るような形で行ってる。」と指摘。そのうえで「高い技術がないと、なかなかできる相撲じゃないので、今の相撲界には、若隆景がいちばんそういう部分に関してはたけているかもしれない」とコメントした。
28年ぶりに15日間の入場券が完売した大相撲九州場所を支える親方たちに密着。お客さんの出入り口、木戸でチケットのもぎりを務めているのは解説を務めている玉ノ井親方。売店には相撲協会のグッズが販売されていて、ここもこのようにお客さんでいっぱい。ここでもレジ打ちをしているのは親方たち。土俵周りでは元大関貴景勝の湊川親方と警備のかたわら仕事の邪魔にならない程度にことばを交わすことができる。警備や物販、そして審判、マスコミ対応など、弟子の育成に携わりながら親方たちは場所中はいろいろな仕事に当たっている。湊川親方を始め、新人親方に割り当てられるのが警備の仕事。かつて経験した玉ノ井親方は「警備はいろんな方たちが通るし、整備をすることがまず一番。力士たちが集中しているところなのでなるべるすぐ通ってもらえるようにするけど、やっぱり声はかけられる。ちょっとそこでも会話をしながらちょっとよろしいですかとか、行ってもらえますかと言いながら、そういう会話ぐらいはやる」とコメントした。そんな玉ノ井親方が印象に残る場所中の仕事をきくと「審判。俵の中の力士たちの物言いがついたときのやっぱりいちばん気を使う」と話していた。
渋谷区の東京体育館では、きょうパリパラリンピックの選手たちに教わりながらパラスポーツを楽しむことができるイベントが開かれ、子どもたちも初めての体験に大喜びの様子だった。スタジオにパリパラリンピック陸上、銅メダリストの伊藤智也が生出演。日本選手団最年長61歳で出場した車いすの鉄人は、6年前から行われているこのイベントにも関わってきた。中川アナはまずメダリスト・瀬戸勇次郎の始動でパラ柔道に挑戦。柔道は視覚障害のある選手が競うため、アイマスクをつけて体験した。子どもたちに大人気だったのが視覚障害の選手が行うゴールボール。鈴の入ったボールをゴール目がけて投げる。守備では、体を張って止める動きを楽しそうにやっていた。会場には、障害のある子どもたちも訪れていた。車いすで生活している中村咲良、9歳と鈴木希実、12歳。鈴木は先月にちょうど国立競技場であったながせカップの大会に出場。2人とも自分に合うパラスポーツを探したいとやってきた。さまざまな競技を体験できるこのイベント。子どもたちが新たにパラスポーツを始めるきっかけにもなっている。
渋谷区の東京体育館では、きょうパリパラリンピックの選手たちに教わりながらパラスポーツを楽しむことができるイベントが開かれた。伊藤は「今の障害を持った子たちでもいろんな選択肢があって、その選択肢を前向きに捉えて、自分が何を目標にしたらいいかということを、ちゃんと探せる社会になってきたというのが、本当に時代とともに、これからもっともっといろんな壁が取り外されていって、もっともっと自由な面が増えてくる障害者の社会というのが見えてくれば、すてきかなと思う。」とコメントした。
フィギュアスケートグランプリシリーズフィンランド大会の男子シングルで、鍵山選手がファイナル進出を決めた。女子シングルは、吉田陽菜選手がファイナル進出を決めた。
男子ゴルフ国内ツアー最終ラウンドで、松山英樹選手が、2位タイとなった。優勝は、マックス・マクグリービー。
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- マックス・マクグリービー松山英樹
今週月曜日、26年ぶりに日本一に輝いたDeNAの記者会見で三浦監督と一緒に出席したのがオーナーの南場智子。オーナーでありながら自身をDeNAの一ファンと公言しており、クライマックスシリーズと日本シリーズの14試合すべてを現地で観戦したことが話題に。選手たちの応援歌もすべて覚えているという。SNSでは「そろそろ南場ママの応援歌作りませんか」というコメントまであるという。
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- 三浦大輔南場智子横浜DeNAベイスターズ
日本障害者オープンゴルフ選手権が行われ、60人以上の障害者ゴルファーが参加した。クラブの持ち方を工夫したりゴルフ専用の車いすを作ってプレーする選手も。優勝したのは義足の選手。2日間をともに70台のスコアで回った。そして、パラ陸上のレジェンド、山本篤も出場した。
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- 山本篤日本障害者オープンゴルフ選手権
アジアカップの予選に臨むバスケットボール男子日本代表。富樫勇樹やジョシュホーキンソンなどとともに選ばれたのが、18歳の渡邉伶音。メンバー唯一の高校生で持ち味は身長2メートル4センチの高さを生かしたゴール下のプレー。記者からはその身長について質問が飛んだ、なんと公式発表よりも2センチ伸びているという。さらに足も大きくなんと36センチあるという。
木曜日、陸上女子やり投げの北口榛花選手が練習を公開。来年東京で開かれる世界選手権での2連覇が期待されている。そんな北口に先日発表された新語・流行語大賞に自身の発言がノミネートされたことを聞かれ「どうしたんだろうというのが本当の気持ち」と心境を語った、
先週、戦力外になった選手たちが新たな所属先を求めアピールする12球団の合同トライアウトが行われ、45人が参加した。去年は59人が参加し契約できたのは2人しかいなかったが、プロで野球を続ける最後のチャンスと考えて狭き門に挑んだ2人の選手に密着した。日本ハムの2軍施設で練習を続ける柿木蓮はプロ入りしてほとんどの時間をこのグラウンドで過ごしてきた。トライアウトでプロから声がかからなければ野球をやめることも考えている。高校時代は、強豪・大阪桐蔭のエースだった柿木の持ち味は、どの球種でも狙ったコースに投げ込める制球力。甲子園春夏連覇の原動力となった。高校卒業後はドラフト5位で日本ハムへ入団。高い目標を掲げていたが、プロ生活6年で1軍登板は4試合だけ。ストレートのスピードを上げようと取り組んだ結果フォームのバランスを崩し持ち味の制球力を発揮できなくなった。厳しいプロ生活中、ともにプロの舞台に立った高校時代のチームメートの活躍が心の支えだったという。
プロでほとんど発揮できなかった本当の力をトライアウトで見せたいと願う選手がいる。ソフトバンク・佐藤宏樹。彼が最も輝いたのは慶応大学時代。150キロを超えるストレートを武器に相手を圧倒。リーグ戦では1年生の春から登板しイニング数をはるかに超える三振を奪った。左ひじにけがをしていたにも関わらず大学4年のとき育成ドラフト1位でソフトバンクに指名された。しかし、プロ入団前にひじにメスを入れプロ2年目の秋にも左肩を故障。今シーズンも5月、3軍の試合中に右脇腹の肉離れ。戦力外通告を受けたあと佐藤投手は公園などで練習を続けてきた。もう一度全力で投げるそう決意し、トライアウトへの準備を進めてきた。
ZOZOマリンスタジアムで行われたトライアウト当日、ピッチャーが投げられるのはバッター2人だけ。少ない機会でアピールしなくてはいけない。先にマウンドに上がったのは元ソフトバンクの佐藤宏樹。5月に負傷して以来の実戦マウンドだった。1人目は初球のストレートを捉えられた。2人目は日本ハムや巨人で活躍した陽岱鋼。今度は変化球をフェンス際まで運ばれた。それでもすべてのボールを全力で投げきった。一方、高校時代の仲間と共にプロでプレーを続けたいと語っていた日本ハムの柿木は1人目は高校時代を思わせるようなストライク先行のピッチング。最後はボール球を振らせた。2人目もなんとか抑え出番を終えた。
パリパラリンピック銅メダリスト・伊藤智也は「受かった人も受からなかった人も素敵な人生があるのかな」などとコメント。トライアウトを終えて3日が経ったが、柿木投手と佐藤投手はまだ球団からの連絡は届いていないということで、今後についてはこれから考えたいと話していたという。
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ロッテからポスティングシステムを使って大リーグに挑戦する佐々木朗希がファン感謝デーに参加して意気込みを語った。佐々木はクライマックスシリーズのファーストステージ以来およそ1か月ぶりに公の場に姿を見せ、吉井監督がねぎらいのことばを送った。