渋谷区の東京体育館では、きょうパリパラリンピックの選手たちに教わりながらパラスポーツを楽しむことができるイベントが開かれ、子どもたちも初めての体験に大喜びの様子だった。スタジオにパリパラリンピック陸上、銅メダリストの伊藤智也が生出演。日本選手団最年長61歳で出場した車いすの鉄人は、6年前から行われているこのイベントにも関わってきた。中川アナはまずメダリスト・瀬戸勇次郎の始動でパラ柔道に挑戦。柔道は視覚障害のある選手が競うため、アイマスクをつけて体験した。子どもたちに大人気だったのが視覚障害の選手が行うゴールボール。鈴の入ったボールをゴール目がけて投げる。守備では、体を張って止める動きを楽しそうにやっていた。会場には、障害のある子どもたちも訪れていた。車いすで生活している中村咲良、9歳と鈴木希実、12歳。鈴木は先月にちょうど国立競技場であったながせカップの大会に出場。2人とも自分に合うパラスポーツを探したいとやってきた。さまざまな競技を体験できるこのイベント。子どもたちが新たにパラスポーツを始めるきっかけにもなっている。