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オープニング映像。
来年に34年ぶりに東京で開催する世界陸上。その中で活躍されているのは大阪府の東大阪大学敬愛高校出身の久保凛。陸上・中距離800に挑むが陸上競技で最も世界と差があると言われている。これまでも、オリンピックと世界陸上をあわせて出場できた日本人女子選手は5人。メダルはおろか、90年以上優勝もない。世界では全く勝負にならなかった800mに彗星のごとく現れたのが久保。その名を轟かせたのは今年4月の金栗記念選抜陸上でジュニアクラスのレース経験しかなかった久保が初めて挑んだ国内トップクラスのレース。優勝候補の代名詞は田中希実。誰もが田中の優勝を疑わなかったレースで久保は残り250mで1位に。こうして国内最高クラスのレースを3連勝した。
久保は野口雅嗣東大阪大学敬愛高校を選んだのには指導者にあったという。野口雅嗣は長年選手をみてきたが、久保のポテンシャルを見出していた。中学時代は能力を発揮しきれていなかったというが着目したのは体のブレ。ブレの無い走りをつくりあげるために入学後は1年間徹底的に体幹トレーニング。その成果がブレない走りとなり、この走りが久保を世界基準の領域に。また今年7月の800mの記録会にて独走状態。そのタイムは1分59秒93で日本女子初の1分台。
京都精華学園中学校に通う白谷柱誠ジャックは中央アフリカ出身の父と日本人の母をもつ。日本人NBAプレイヤーの八村塁2世の呼び声も高い。身長は195センチでコートを離れれば普通の学生。この規格外の体から繰り出されるのはブロックショットやダンクシュート。しかし白谷が天才少年と呼ばれる理由は他にも長身選手が苦手なボールハンドリングや3ポイントシュートも難なくこなす。3そのポテンシャルに指導者の十分アメリカでも活躍才能を秘めているという。白谷は2022年に全国中学校バスケットボール大会でチームを初優勝に導き、昨年は夏と冬の中学2大タイトルを制覇した今年には大学生や高校生に混じって日本代表に飛び級で選出。
四日市メリノール学院中学校の練習では裸足になって練習をするが、ストレッチやトレーニングは足の裏をしっかり使うことを重視。これにより体をコントロールする感覚を養うことができる。さらに自重トレーニングを1時間。ボールを使った練習では、ディフェンスやボールハンドリングの練習を繰り返し、こうした確かな技術が成長を後押ししている。また、母は両親が離婚し、5人の息子を一人で育ててきた。そのために白谷柱誠ジャックは母を楽にさせてやりたいと奮闘している。今年の全国中学校 バスケットボール大会で白谷は決勝で京都精華学園中学校と戦うことに。
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全国中学校 バスケットボール大会で決勝で京都精華学園中学校と対戦した白谷柱誠ジャック。白谷の技ありシュートが光るなどし試合は四日市メリノールが優勝した。
番組はTVerで配信。
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