1966年、旧ソビエト連邦時代のモスクワに生まれ、19歳にしてショパン国際ピアノコンクールで優勝した天才ピアニスト。アイドルさながらの人気ぶりで国技館でのコンサートは超満員に。日本中でブーニン現象が起きた。現在公開中の映画「ブーニン 天才ピアニストの沈黙と再生」。ピアニスト生命を脅かす病気やケガを乗り越え復活を果たすまでの挫折や葛藤が描かれている。現在ドイツと日本のニ拠点で活動するブーニン氏に話を聞いた。映画ではソ連から西ドイツに亡命した経緯も描かれている。共産党の監視から抜け出し、演奏家としての自由を得るための手段だった。1991年、ソビエト連邦が崩壊。ロシアを始めとした旧ソ連諸国の正常は混沌を極め、市場経済への移行に伴い、崩壊の翌年にはインフレ率は2600%にも上った。その後、現れた指導者が当時40代のプーチン大統領。就任直後に沖縄でのサミットに出席。国際社会で強烈な存在感を放ち、超大国の一新を失ったロシアのイメージを払拭していった。2002年にはNATOの首脳会議に参加。冷戦期の仮想敵国同士が顔を揃える場となった。この時、プーチン氏は「ウクライナは主権国家であり、自国の安全保障を確立するための道のりを自ら選択する権利を有している」と、現在では考えられない言葉を残している。石油・天然ガス・国際価格の高騰という追い風を受け、ロシア経済はモスクワやサンクトペテルブルクで華美な消費文化が生まれ、このままロシアが国際社会に歩み寄り融和するかのように見えた。しかし、その民主化は幻となっている。
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URL: http://www.kokugikan.co.jp/
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