開幕まで4日となった大阪・関西万博。きょう、メディア向けの内覧会が行われ、パビリオンが公開された。アメリカパビリオンでは、宇宙空間の没入体験が味わえる。1970年の大阪万博で話題になった月の石も展示されている。1972年の人類が最後に月に降り立ったときに採取されたものだという。伝統的な書道の巻物を広げた形をモチーフにした建物は、中国パビリオン。二十四節気ごとの中国の景色を映し出す円形の巨大モニターなどが展示されている。中国企業が開発したAI搭載の人型ロボットが案内役となっていて、中国語から英語での対話ができるという。EXPOホール「シャインハット」では、プロジェクションマッピングショーが行われた。開催期間中は、国内外のクリエイターが制作した作品が上映される。半年で2800人以上の来場を見込んでいる。開幕は日曜日。