- 出演者
- 横川浩士 川口由梨香
オープニング映像。
アメリカと中国の貿易摩擦の緩和に向けた協議に注目が集まる中、トランプ大統領は、24日、今朝会談したと述べ、中国側との協議が行われたと説明した。ただ、中国側はこれまで、協議は行われていないとしている。
貿易摩擦の影響で中国の多くの航空会社がボーイングの機体の納入を受け入れない意向を示していることを明らかにした。
トランプ関税はヨーロッパ最大の経済大国・ドイツにも大きな影響を与えている。ドイツは今年の経済成長率の最新予測を発表し、成長率の見通しを引き下げ”ゼロ成長”になると明らかにした。ドイツZDFは販売先の半分をアメリカが占める企業を取材し、トランプ大統領による関税が経営面への大きな懸念になっている実態を伝えている。企業の社長は「アメリカで製造することはできないのか話し合った。でも今の生産拠点を維持し品質を保ちたいと思う」などと話した。
「映画で見つめる世界のいま」のコーナーオープニング。
中国の映画「新世紀ロマンティクス」の紹介。藤原さんは「監督のジャ・ジャンクーさんは華やかなドラマではなく、リアリズムによる表現に徹した中国では第6世代と呼ばれる監督の1人」だと話した。ジャ・ジャンクーさんの最初に注目された作品は、2006年公開の映画「長江哀歌」で、ベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞。
映画「新世紀ロマンティクス」の紹介。中国北部にある大同に暮らす主人公女性は、歌手をして暮らしている。恋人はマネージャーの男性で、2人は小さな仕事を見つけてはその日を生きていた。国はオリンピックの招致にも成功し、経済発展の流れに取り残されまいと人々は懸命だった。ある日恋人のマネージャーも町を去り、主人公は恋人を探しに出かける。たどり着いたのは建設中の三峡ダム。ここでは経済の急成長を支えるため、古いものが次々と壊されていた。ここで成功しているという恋人は、一体どこにいるのか。それから16年、失職した恋人は仕事を求め歩き回る。新型コロナにより繋がりが絶たれた社会の中で、2人は年齢を重ねていく。
藤原さんは「うまい話に連れられて自分にとって大事なものを捨てて失敗するのは中国の姿を象徴している男でもある」などと話した。映画からどのような中国の姿をみてとれたか聞くと藤原さんは「顔から中国が見える映画だった。チャオ・タオを主演女優にすることによってジャ・ジャンクーさんは顔を与えた」などと話した。ジャ・ジャンクー監督は今の中国社会をどのように捉えて表現しているかについて藤原さんは「ジャ・ジャンクーにとって中国の現代とは人間の顔を失ってしまった時代なのではないかと思う」などと話した。新世紀ロマンティクスは来月9日から公開。次回の放送予定は5月23日。
神舟20号が24日午後、酒泉衛星発射センターから打ち上げられた。午後2時、3人の飛行士の壮行会が取水衛星発射センターの広場で行われた。およそ10分後に神舟20号がロケットから分離され予定の軌道に入った。3人は神舟19号の乗組員と勤務交代を行う。
中国の独自の宇宙ステーション「天宮」は2022年に完成した。現在宇宙飛行士は常駐しており、年2回交代要員を送るために宇宙船を打ち上げている。数年以内には外国人宇宙飛行士としてパキスタンの宇宙飛行士を初めて滞在させると発表している。中国の宇宙開発は着実に力をつけており、月の裏側に無人の月面探査機を送り、土壌などのサンプルを持ち帰ることに成功した。この土壌は現在大阪・関西万博の中国パビリオンに展示されている。アメリカは日本も参加する国際月探査プロジェクトのアルテミス計画で2027年半ばに宇宙飛行士の月面着陸を目指している。また、宇宙飛行士が月に降り立つ際に活用する月を周回する新たな宇宙ステーション「ゲートウェイ」の建設も計画している。中国は2030年までに宇宙飛行士による月面着陸を目指すほか、2035年までに月面に科学実験や資源開発を行う研究ステーションを整備するとしている。
今月21日に死去したカトリック教会のフランシスコ教皇。26日に行われる葬儀には世界各地から約100万人が集まると予想されている。宿泊施設を見つけるのはほぼ不可能になり、価格も教皇が亡くなる前の先週末から2倍以上になっている。教皇が亡くなってから飛行機も増便されており、スペイン各地からローマまでは1日60便以上となっている。スペイン旅行業者連盟は「価格は通常の50~60%増しで、200~300ユーロ高くなっている」などと話した。バスを使うほうが経済的だが、ほとんど満席で到着まで1日以上かかる。
ホッキョクギツネが乱獲や気候変動で餌となる動物が減ったことから絶滅の危機に瀕している。ノルウェーでは繁殖場が設けられ、そこから野生へと放たれている。2000年代を始めスカンジナビア半島の個体は50頭程度だった。巣穴の周りには竹を刺し、鷲から守っている。赤ちゃんが生まれる頃には雪が溶けて流れ出し、濡れて風邪を引いてしまう。スカンジナビア半島全体に広まるに十分な数を放てるよう、毎年数十の箱がノルウェーから運ばれる。スムーズに野生に慣れるよう、周辺にはエサが撒かれている。現在北極には600頭程のホッキョクギツネが野生で生息している。目標は数年で2倍に増やし再生を果たすことだという。
トランプ大統領が就任100日を迎える。ウクライナや中東への対応、世界をゆるがす関税などについて明海大学の小谷哲男と読み解いていく。QRコードや番組HPから質問や意見を募集中。
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