中国の国家統計局は11月の消費者物価指数を発表。11月の消費者物価指数は1年前と比べて0.2%上昇し、10か月連続のプラスとなったが伸びは10月の0.3%から減速した。生鮮野菜は10%上昇した一方で自動車を含む乗り物は4.8%低下している。同時に発表された11月の卸売物価指数は1年前から2.5%低下し、2年2カ月連続のマイナスとなった。一方、中国共産党はきょう習近平国家主席が主宰する中央政治局会議を開き来年は、より積極的な財政政策と適度に緩和的な金融政策を実施すると表明し金融緩和を続ける方針を明らかにした。また、来年の経済運営について話し合う中央経済工作会議が週内にも開かれる見通し。