中国がとる3つのシナリオは、1「武力による台湾統一」、2「平和的な統一」、3「現状維持」。日本テレビ中国総局長の柳沢高志記者は「中国にとって台湾の統一は核心的な利益であり、武力の行使も排除しないと明言している。ただ関係者を取材すると、武力による統一には消極的な意見がほとんど。理想的な形は2の『平和的な統一』で、SNSを使って中国に中国に有利な情報を流し台湾の世論を揺さぶるなどのシナリオ。もし今後台湾が独立を目指す動きを見せると、武力行使の可能性も高まる。現状維持をさせるためには、“大変なことになる”と中国に思わせる環境づくりが大切」などとコメントした。
