おととい、北朝鮮と中国を結ぶ橋を車で渡り電撃訪中した金正恩総書記。新鴨緑江大橋は2014年に完成していたが、開通したのは今月15日。この橋を北朝鮮側の住民は「張成沢の橋」と呼んでいる。(米政府系メディアRFA)。北朝鮮の事実上のナンバー2だった張成沢氏は中国とのパイプ役であり橋の建設事業を推進していた。しかし2013年、張成沢氏は処刑された。金総書記が権力を掌握するため粛清したと言われている。その後、中朝関係は悪化。2014年に橋は完成したが、2年後の北朝鮮側は橋の先端は田んぼの中で途切れており周辺の町と道路は繋がっていなかった。約12km上流には鉄道と自動車が渡る中朝友誼橋があるが、車道は1本しかなく一方が渡っている間、もう片方は待たなければならない。新たに開通した橋は片側2車線で物流の活性化に期待されている。金総書記は中国で宿泊せず、日帰りで北朝鮮へ戻った。橋の上には見送りに来た中国共産党序列4位の王滬寧氏と王毅外相の姿があった。良好な関係をアピールした金総書記。この時期に中国を電撃訪問した真の狙いとは。
