トランプ次期政権で日米関係について、イアン・ブレマー氏は「石破氏は安倍元総理と違い政権も1年は持たなさそうだ」「日米首脳の関係再構築は個人的には難しいと思う」などと話した。アメリカ国内への輸入品に10%以上の関税をかけると発言しているトランプ氏。ブレマー氏は日米貿易も影響を受けると話す。さらにトランプ氏は中国に対して60%の関税を課すことを表明、これに対しブレマー氏は中国が大きく譲歩する可能性があるとみている。一方でトランプ氏はロシアによるウクライナ侵略をすぐに「終わらせる」と公言している。その実現性について「ウクライナへの武器供与の多くをアメリカが占めている。トランプ氏がもう支援しないと言えばウクライナは現実に直面するだろう。トランプ氏がロシア・ウクライナ間の停戦を実現させる可能性は高い。問題はそれがどうウクライナ人を傷つけロシアの要求通りになるか、ローロッパがそれを認めるかだ。答えはまだ見えない」などと話した。