中国外務省は今月30日から日本から中国への短期ビザなし渡航を約4年半ぶりに再開。対象は観光、出張など。滞在期間はコロナ前15日以内、今回は30日以内。中国当局のスパイ摘発の強化や米国の対中政策により外国企業の中国離れが進んだ為だとみられる。柯隆さんは「日本企業の中国離れを阻止するためにビザ免除措置が講じられた」などと指摘した上で「この間ペルーで石破首相と習近平主席で記念撮影した時に石破首相は笑わなかったことが日中関係を表している。」外国人が中国に行くのは怖い。どう払拭するか。来年1月にトランプ政権が誕生することも理由の一つ。トランプ氏が中国との貿易に高い関税をかけるとしているため貿易戦争の可能性がある。米国との闘いに集中するためには近隣国と仲良くする必要がある。今回は韓国も免除される。日本と韓国との関係を改善する狙いもある。来年12月までの時限的な措置のためカードのような側面もある。