台湾から中継。松田氏は台湾の人々の天安門事件との向き合い方などについて「多くの人が関心を持ち続けようとしている。集会に参加した人たちは雨が降りしきる中、みな真剣な表情で犠牲者に祈りを捧げていた。とくに若い人が参加し記憶を受け継ぎ伝えて行こうという姿勢が印象的だった。台湾では若者を中心に多角的な視点から歴史を学び直そうという動きが出ている。事件を知ることが民主的な台湾社会を振り返る機会だと感じている」とコメント。また、中国は6月4日の意味をどう考えているのかについて松田氏は「中国政府は言論統制を通じて事件を風化させたいのだと思う。とくに政治に関わる問題では近年しめつけが一層強まっている。しかし、民主化を求める声や愛する華族を失った苦しみを背負い続ける人がいるのも事実。30年の時を経て、軍事法廷の非公開映像が今回明らかになったのは事件の真相を追い求める関係者の執念によるもの。記憶を風化させようとする流れに抗う人々の決意。6月4日はそうした意志が改めて示される日であるとも感じる」など伝えた。
