アメリカのトランプ大統領がブラジルに対し、盟友のボルソナロ前大統領への刑事訴追がアメリカへの外交・経済活動の脅威となりえることを理由に50%の関税を課す大統領令に署名した。インドについても今日から25%の関税を課すとSNSに投稿し、ロシアから軍需品などを大量調達していることからペナルティーを示唆している。こうした理不尽な理由とも言えるトランプ関税の拡大に伴い、FRBのパウエル議長は政権の政策変更が続く状況にあるため経済の先行きは不透明だとの見方を示した。FRBはトランプ大統領が要求している政策金利の利下げについて今回も行わない方針を示していて、9月の利下げについても何も決まっていないと表明した。また日銀もトランプ関税の影響がまだ見通せないとし、政策金利を0.5%に据え置くとした。