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「中央君(北海道)」 のテレビ露出情報

先月、深夜の新千歳空港である実験の準備が進められていた。駐機場の一角に埋めていたのが何かの機械のようにも見えるが。特殊なコンクリートブロック。このコンクリートを開発した會澤高圧コンクリートの曾澤祥弘社長。深夜に埋めたコンクリートの上に雪をかけていった。設置したコンクリートに電流を流すとみるみる雪が溶けていく。コンクリート自体が発熱し積もった雪を溶かしている。表面温度を測ってみると、周囲はマイナス5度前後だが、コンクリートの部分だけ4度ほどに上昇している。どんな技術なのか、福島・浪江町の研究施設を訪ねた。発熱するコンクリートの秘密はこの黒い粉。タイヤの補強材などに使われるカーボンブラックは炭素が主な成分で電気を通す性質がある。カーボンブラックをコンクリートの原料と混ぜ合わせる。通常、コンクリートは電気を通しないが、コンクリートには無数の隙間があり電気を流すと電子がカーボンブラック内の炭素原子と衝突しその衝撃でコンクリート自体が発熱する。
北海道の一部には道路に積もった雪を溶かすためのロードヒーティングが設置されている。地中に埋めたパイプに温めた液体を流す方法や電熱線を使う方法などがとられているが、札幌市内だけでも光熱費や保守費用などで年間15億円ほどかかっている。しかし、発熱するコンクリートを使えば消費電力が少なく、運用コストは半分で済む。実験をした新千歳空港は設置やメンテナンスにかかる費用が高額でロードヒーティングを導入していない。ただ、その分、除雪作業にかかるコストが年間10億円に上り、さらに電気を通す性質を応用し、コンクリートが電気を蓄えるバッテリーになる新たな素材の開発を進めている。カーボンブラックを混ぜたコンクリートを何層も重ねて、特殊なフィルムで仕切る。コンクリートの電極の役割を果たし電圧をかけるとプラスとマイナスの電子が移動して蓄電する。電極同士をつなぐと電子が移動し電気が流れるという。今はまだ蓄電量や耐久性に課題があり実用化には時間がかかるというが実現すれば街中が蓄電池に代わる未来がやってくるかもしれない。

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