金メダルに輝いた体操・男子団体。キャプテンの萱和磨は熱い男。つり輪でチームトップの得点だった谷川航は2007年に兄弟でテレビ出演しランドセルをしょって技を見せていた。杉野正尭は鉄棒のスペシャリスト。演技だけでなくガッツポーズで盛り上げた。エース・橋本大輝は完璧な演技を見せた鉄棒後の対応が話題になった。岡慎之助は52年ぶりに体操で3つの金メダルを獲得した。岡は今から2年前に右ひざのじん帯断裂で全治8か月の大ケガをしていて、それを乗り越えての金メダルだった。
スケートボードの堀米雄斗は2大会連続の金メダル。パリでは腹筋が話題になった。スケボーは過酷なスポーツで年4回骨折したこともあるという。2013年、当時14歳の映像では右腕にギプスをして優勝する姿が見られた。スケートボード ストリート女子では14歳の吉沢恋が金メダル、15歳の赤間凛音が銀メダル。2人は仲良しだが性格は真逆。試合中、どんなに会場が盛り上がっても赤間は真面目にイメトレ、一方で吉沢はチームメイトとじゃれ合っていた。吉沢は子どもの頃から負けず嫌いで、1000円をかけて大技に挑戦するが決められず泣いてしまい、2日間で10時間以上かけて成功させた。
柔道の阿部一二三は2大会連続金メダル。一二三を鍛えたのは父・浩二さんで、幼い頃から毎日2人で特訓していた。永瀬貴規も2大会連続金メダル。獲得直後はクールに振る舞っていたが、普段は全然クールではなく「かっこいい」と言われるのが好きと家族は明かした。73キロ級銅メダルの橋本壮市は32歳で挑む初めての五輪で、柔道史上最年長でメダルを獲得。
バドミントン 女子ダブルス銅メダルの志田千陽／松山奈未。バッグの中身を紹介する動画で松山のバッグからは志田が忘れるので3枚も着替え袋が。一方、志田のバッグにはたくさんのぬいぐるみと山下美月が1日限定で販売したキーホルダーが。志田は大の山下美月ファンなのだという。