- 出演者
- 小木逸平 大越健介 ヒロド歩美 下村彩里 安藤萌々 細川栞
オープニング映像。
福岡県久留米市の大善寺玉垂宮伝統の火祭り「鬼夜」がクライマックスを迎えている。重さ1トンを超える松明を支え、動いていく。松明の炎を浴びると無病息災になると言われている。
日本製鉄とUSスチールは買収禁止命令を出した米国・バイデン大統領、USW・全米鉄鋼労働組合・マッコール会長、USスチールを買収しようとしていたクリーブランド・クリフス社などを訴えた。2023年12月、日本製鉄がUSスチールの買収を発表。その後、日本製鉄によると、USWとクリーブランド・クリフスが共謀してバイデン大統領に買収を阻止するよう働きかけたという。大統領令では、命令の日付から30日以内に取引を完全に放棄するための必要な措置を講じなければならないとしており、2月2日を期限に今回の買収計画を放棄するという文書を提出しなければならないという。ベーカー&マッケンジー法律事務所・井上朗弁護士によると今回の大統領令は司法審査の対象外。「手続きが政治的にゆがめられた」というのが日本製鉄側の主張だがその判断のゆがみも司法審査に服さない。「提訴しても十中八九棄却されるのでは」としている。さらに、裁判の手続きを進めるうちに30日間の期限がきてしまうので、買収計画を放棄する文書を提出せざるを得ない状況になるとみられるという。また、トランプ氏が翻意する可能性は低いとみられる。現実的には、いったん100%子会社化をあきらめ、経営権を握らない形で出資し、その後時間をかけて保有株比率を増やしていく方法もあるのでは、と指摘。
カナダ・トルドー首相が首相官邸で会見、辞任を表明。与野党から退陣論が噴出する中、辞任に追い込まれる形となった。2015年に43歳の若さで首相に就任。長引く物価高への反発、新型コロナ、移民問題などさまざまな国内の要因が重なり就任以来、最低の支持率に。加えて辞任の空気を加速させたのが米国次期大統領との関係。転機は2019年のNATOサミット。トルドー首相が数人の首相とマクロン大統領の遅刻の理由について話す動画が流出。2期目が決まったトランプ氏は「カナダとメキシコに25%の関税を課す」と明言。トランプ関税への対応を巡ってフリーランド副首相と意見が対立、先月辞任したことがトルドー首相の立場を追い込む最後のひと押しになったとも言われている。辞任表明直後、トランプ氏はSNSで多くのカナダ人がアメリカの51州目になることを歓迎している、などと発信した。
政財界のトップが集まった新年祝賀パーティー。乾杯の音頭をとったのは、サントリーホールディングスの新浪剛史社長。経済同友会の代表幹事も務めている。新浪剛史氏は、日本製鉄によるUSスチール買収をめぐる問題について、アメリカが内向きになっていることに、日鉄が警鐘を鳴らしている、勇気が出るようなアクションを日鉄はとっている、アメリカの製鉄はすでに弱い、日鉄が来ることでどれだけ強くなるか、客観的にものが見えなくなっているなどと指摘した。トランプ政権に対する日本の向き合い方について、新浪剛史氏は、事実をとらえて、アメリカと対話できる体制を作ることが重要、いかに雇用をつくるかというアメリカの政治に対し、世界で最も貢献しているのは日本であることを日本政府ならびにアメリカで投資していく面々が事実をもって話をしていかないといけないなどとし、最もアメリカに投資しているのは日本、日本が強いものづくりで、アメリカの弱点を補完し雇用をつくっているなどと話した。また、アメリカはどんどん内向きになるから、インドや中東などともコミュニケーションを増やして、日本が間に入って、世界のつながりをつくっていくことが必要だなどとした。
去年の訪日外国人数は約3338万人で、過去最多となっている。日本航空の鳥取社長は、コロナを経て、移動や人とのつながりの重要性が認識できたなどとした。鳥取社長は初の女性社長で、初の客室乗務員出身。鳥取社長は、日本人としての誇りが客に伝われば、負けるものはないのではないかなどと話した。ファミリーレストラン最大手のすかいらーくHD・谷会長は、好調な業績を保てた理由について、コンビニエンスストアのハイレベルな食事に負けじと、外食産業もコスパや品質をあげてきたことが好業績につながっているなどとした。すかいらーくHDは、値上げや単価が高い商品を投入したことも業績アップに寄与した。谷会長は、価格と賃金の引き上げを繰り返していくことに、政府と企業が一体となって取り組んでいくことが、日本経済にとって重要だなどとし、原材料原価は2025年で約110億円上がる、半分は人件費、ほぼ半分は円安による原材料原価の高騰、これを乗り越えなければならないなどと話した。すかいらーくHDは九州のうどんチェーン「資さんうどん」を買収した。先月末には、関東1号店がオープン。今後は、ガストを一部資さんうどんに転換していくことも計画している。谷会長は、優良なコンセプトは世の中にいっぱいある、M&Aで仲間になってもらうことで、日本の消費者が豊かになることは経営戦略として考えているなどと話した。年収の壁の見直しについて、谷会長は、日本経済の浮上や賃金上昇のために重要、働き控えをなくす決定打になるなどと話した。
大越は、各企業のトップを取材し、日本の持っている強みを勝負の切り札としてやっていくという覚悟を感じた、2年前の取材時には、コロナ禍からどう抜け出すかと各企業が必死にあがいていた、今回はそれとは全く違う空気感を感じたなどと話した。トランプ氏の大統領就任について、大越は、しばらくの間、トランプ氏に翻弄されることはやむを得ない、そうした状況だからこそ、日本は落ち着いて、堂々と主張すべきを主張していくことが重要、日米間で築き上げてきたものに自信を持って、トランプ氏の言動に一喜一憂せず、丁寧に一つひとつの課題を片付けていく、経済に限らず政治の分野にも通ずる姿勢だなどと話した。
大雪への備え。国土交通省福井河川国道事務所を訪ねた。AIによる監視を実演してもらった。AIを搭載したカメラを特に立ち往生が発生しやすい県内の58か所に導入。国土交通省福井河川国道事務所の大森功一計画課長は、AIのちからを借りながら県民の安全安心を守るという。
気象予報士細川栞さんの解説。今回も大規模な車の大往生が発生、災害レベルの大雪となる恐れがある。今回の雪のポイントは発達したJPCZの動き。明日朝にかけては北陸周辺にかかり短時間で状況が一変するような大雪となる恐れがある。帯状の雪雲があす日中から夜にかけては新潟や東北あたりまでかかる予想。明後日意向はJPCZがだんだんと横向きに代わり能登半島では地震後一番の大雪となる恐れがあり西日本を含め広い範囲で雪の降り方が強まる恐れがある。今回は風向きが変わっていて2018年の福井の豪雪の時もJPCZがかかり直線的にかかり局地的に北陸で強まったが今週後半は列島に沿うように西風が吹きよし広い範囲に雪雲がかかりそう。大雪の原因の1つの海面水温が今年は冬でも高い状態が続いていてより発達しやすい恐れがある。積雪増加量予想では北陸を中心に1m以上、すでに大雪の青森県でも10~30cm新たに積もりそうとのこと。今回は長期間ピークが続くが木曜から金曜にかけてがピーク、日本海側は3連休は雪の降り方が弱まる見込みで関東などの太平洋側は日曜に雨や雪が降るところがありそうとのこと。
中学生バスケ日本一決定戦・ジュニアウインターカップの準決勝。白谷柱誠ジャック擁する三重代表の四日市メリノールが登場。対戦相手は、Bリーグ・琉球の15歳以下のチーム。メリノールは徹底したディフェンスに苦しむ。白谷は、196センチの高さを活かしたブロックで味方を鼓舞。3人に囲まれながらもシュートを決めた。外からも3ポイントを決めた。この試合で、54得点をあげた。最後は5つ目のファウルをとられ、3年間で初となる退場。チームは敗北し、3位決定戦へ。
第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会。ロンドン五輪銅メダリスト・大友愛さんを母に持つ秋本美空擁する共栄学園は古川学園戦を2-0で圧勝。
共栄学園は準々決勝で大分・東九州龍谷と対戦。秋本は3枚の壁をものともしないスパイクを決める。東九州龍谷も1年の忠願寺莉桜が気を吐くが、その後も秋本が攻守で活躍し2-0で準決勝に駒を進めた。
第104回全国高校ラグビー大会決勝:桐蔭学園(神奈川)40−17東海大大阪仰星(大阪第2)。桐蔭学園が2年連続5度目の優勝。
第33回全日本高等学校女子サッカー選手権大会準決勝:藤枝順心(静岡2)2−0大商学園(大阪1)。藤枝順心は4試合で32得点と圧倒的な強さを見せているが、植本愛実の技ありのアシストなどが光った。
17世紀、北米が起源と言われるスポーツ「ラクロス」。ロサンゼルス五輪で120年ぶりに復活するが、遠心力でボールを落とさないようにするだけでなくその激しさが特徴。日本は男女ともに世界ランキング5位とメダルに期待がかかる。
女子ラクロス アジアパシフィック選手権大会が行われ、日本は韓国に17-1で勝利している。河合寧々によるクロスを左右の手で器用に持ち替えてのシュートなどが紹介されている。
石破茂総理大臣がソフトバンクグループ・孫正義会長と会食。孫氏は先月、米国・トランプ次期大統領と会談。石破首総理からトランプ氏の経済政策などについて聞かれた。石破総理大臣は来月前半にも訪米を検討していて、トランプ氏との初めての会談を前にアドバイスを求めたものとみられる。
「ロンドンハーツ」の番組宣伝。