危険運転致死傷罪の見直しについて。交通事故には過失運転致死傷罪が適用されるが、1999年に起きた飲酒運転のトラックの追突で幼児2人が亡くなった事故などをきっかけに、過失運転致死傷罪に加えて2001年から危険運転致死傷罪が新設され、悪質な危険運転には思い罰則が課されることになった。危険運転と判断される要件には無免許やあおり運転などがあるが、飲酒運転や高速度などは数値的な基準がないので、何を持って制御が困難なスピードとするのか問題になってきた。春から見直しの議論を経て、飲酒とスピードの数値基準の案が示された。