阪神の1勝2敗で向けた第4戦。負ければオリックスに王手をかけられる大一番。同点の9回1アウト満塁で4番大山選手。フルカウントからの7球目、劇的なサヨナラヒットで対戦成績を2勝2敗の五分に戻した。今回は「大山悠輔選手のサヨナラヒット」を与田剛さんと振り返った。第3戦を終えて大山選手はシリーズ打率.182と調子が上がらない中で第4戦を迎える。9回裏1アウト3塁で2番中野選手がフルカウントから申告敬遠。さらに3番の森下選手も申告敬遠。満塁で勝負を挑まれたのが4番大山選手だった。重圧の中で放った一打はチームに大きな勝利をもたらした。与田さんはこの結果を予感していたという。今シーズンすべての試合に4番で先発出場している大山選手。与田さんは結果が伴わない時でも自らの振る舞いでチームに良い影響を及ぶすのが、4番に求められる役割だという。名場面が生まれる布石が前日の第3戦にあった。9回2アウト長打が出れば逆転サヨナラの場面。結果は空振り三振。試合には敗れたが淡々とベンチに戻る大山選手の様子から与田さんは次の試合への期待を感じだという。大山選手の立ち振る舞いは勉強になると与田さんは話した。
URL: http://dragons.jp/