3月、中田は名古屋に新居を構え一家揃って引っ越した。自主トレーニングにも強い決意が滲む。プロ17年目にして心境にも変化が。若いときは自分の成績を考えていたが最近はチームとして勝ちたい気持ちが強くなったと話した。中田は高校時代から自らの一振りで試合を決めてきた生粋のスラッガー。高校通算87HRを放ち注目を浴びた。日本ハムに入団し、プロ16年で通算303HRを放った。WBCには2度出場し、強打者として不動の地位を築いた。2021年、不祥事により日本ハムを退団した。移籍先の巨人で出場機会は減少した。悩んだ末、中田は巨人との契約を破棄した。白羽の矢を立てたのが中日ドラゴンズだった。立浪監督は「お前と一緒にやりたい」と期待を伝えた。2月の沖縄キャンプで中田は打撃と向き合っていた。ファンから熱烈に歓迎された中田は「期待してもらってるなっているのは久々に感じます」と話した。シーズンを前に中田は「疲労が抜けなくなってきてるからシーズン中はほとんど外に出ていない」「部屋では杖代わりにバットを握ってる」などと現状について話した。
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