地元漁協は国の補償金22億円を受け入れ漁業権を一部放棄している。漁師の濱田は基地建設の差止めを求める訴訟を起こしている。防衛省は濱田らが権利を持つ入会地を残して馬毛島の殆どを買収し、入会地へ行くためには国有地を通る必要があり、原則国有地の立ち入りが認められていなかった。濱田にとって馬毛島は亡くなった兄との思い出の地であった。濱田は国の補償金を受け取らず、種子島近海で年間20から30日漁を続けている。今年7月、中種子町にて馬毛島先遣隊が歓迎式を行い活動を開始した。元自衛官で中種子町議員の大町田は宿舎には隊員約90人とその家族が暮らす予定だと伝えた。大町田は6年前に種子島勤務となり自衛官募集・広報を担っていたが、活気を失った地元を目にして、一昨年に自衛官を辞め町議会議員になった。この日、地域の運動会の準備を行っていた。大町田は基地建設をプラスに出来る保証もなく、マイナスになる可能性も分からないのだと打ち明けた。
屋久島ではここでしか見られない手付かずの自然が残されている。しかし2023年、 屋久島沖で米軍オスプレイ墜落が発生し、乗員8人全員が死亡し、残骸回収や乗員捜索に地元漁師たちも協力していた。米軍空母艦載機 陸上離着陸訓練・FCLPは馬毛島で年間最大20日程度行われ、詳細な飛行ルートは不明となっている。屋久島の山岳ガイドである内室は24年前に神戸から移住してきた。内室がオスプレイを初目撃したのは墜落事故の3週間前で、島の今後に不安を抱いていた。
屋久島ではここでしか見られない手付かずの自然が残されている。しかし2023年、 屋久島沖で米軍オスプレイ墜落が発生し、乗員8人全員が死亡し、残骸回収や乗員捜索に地元漁師たちも協力していた。米軍空母艦載機 陸上離着陸訓練・FCLPは馬毛島で年間最大20日程度行われ、詳細な飛行ルートは不明となっている。屋久島の山岳ガイドである内室は24年前に神戸から移住してきた。内室がオスプレイを初目撃したのは墜落事故の3週間前で、島の今後に不安を抱いていた。
