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「反スパイ法」 のテレビ露出情報

中国建国の父である毛沢東は1949年に中華人民共和国建国を宣言し、1958年には鉄鋼などの大量増産を掲げる大躍進政策を掲げるも失敗し、権力が弱まっていった。その後1966~1976年にかけて自らの権力奪回を目指して文化大革命を提唱し、学生などの若者を先導して紅衛兵と呼称し、知識人や地主などを敵対階級だとして攻撃した。中国共産党は文化大革命による死者を40万人だと推計していて、1981年に文化大革命を内乱だとして否定した。習近平国家主席は文化大革命でリベラル派の父親が投獄され、その事がきっかけで習主席は反リベラル的なイデオロギーを学んでいった。国会主席就任後は監視社会の確立や習近平思想の教育を小中高で義務化するなど毛沢東的な政策が際立っている。一方現代はインターネット網が普及しているため毛沢東時代のような完全な情報統制は出来ていないとみられている。中国共産党は選挙で選ばれた事がないため長年経済成長で正当性を保ってきたが、近年の経済停滞の影響で正当性を保つのが難しくなっている。
ニューヨーク・タイムズによると中国は核実験のための秘密基地を再建しているとの情報がある。かつて毛沢東は原爆を軽視していたが、朝鮮戦争や台湾海峡危機でアメリカと対立する中で核開発推進へ舵を切った過去を持つ。柯氏は核実験は経済への負担をかける側面もあるが、アメリカ側の警戒を得ることは出来ていないのが現状と指摘している。習政権の肝いり政策「一帯一路」をめぐっては、毛沢東の第三世界論が元にあると専門家の指摘がある。米ソを第一世界・日本や欧州を第二世界と指すとともに、中国自身を第三世界と位置づけて覇権的な第一世界に対抗するため諸国に団結することを喚起する内容であり、周恩来首相がアジア・アフリカ諸国に経済技術援助の原則を提示するとともに相互支援と銘打って先進国の支援と差別化をはかってきた。第三世界の考えはグローバルサウスにも似た側面を持っているが、柯氏も一帯一路構想について発展途上国への支援によって台湾の存在感を減らし、民主主義国家であるインドとの関係も築けていると評している。一方で改革開放路線を続ければ成長できたとみられるが反スパイ法で海外企業が中国を避ける状況となっているのが現状となっていて、毛沢東の名を掲げる習政権については毛沢東の失敗の側面を清算していないのが現状であり混乱に陥る可能性も否めないと見ている。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年1月26日放送 5:20 - 8:00 TBS
THE TIME,(ニュース)
きのう中国・李強首相らと会談した日中経済協会の訪問団が会見した。進藤孝生会長は訪問の意義があったことを強調した。一方、日本産水産物の禁輸措置の早期撤廃、中国へのビザなし渡航の再開、反スパイ法への懸念などを伝えたものの明確な回答は得られなかった。李強首相は日本企業の投資を歓迎する姿勢を示した。日中経済協会の訪中は4年ぶり。

2024年1月26日放送 4:20 - 5:00 NHK総合
国際報道油井’s VIEW
改正反スパイ法は国家の秘密や情報+国家の安全と利益に関わる文書・データ・物品を窃取・提供する行為と定めているが当局の恣意的な運用への懸念が指摘されている。日本の場合元々の反スパイ法施行以降17人が拘束されうち10人が実刑判決となった。裁判では拘束の経緯や問題視された行為は不明。

2024年1月25日放送 16:54 - 17:05 テレビ東京
ゆうがたサテライト(ニュース)
日本の経済界の代表団が中国の李強首相と会談し、日本人の短期滞在ビザの免除措置を再開するよう求めた。李強首相は「人員の往来を便利化することについては賛成だ」と述べる一方「対等に行うことが基本だ」として、日本側にも中国人の日本訪問ビザについて相応の対応を求めた。また代表団は反スパイ法について運用の透明性確保などを求める提言書を渡した。

2024年1月24日放送 22:00 - 22:58 テレビ東京
ワールドビジネスサテライトQuick ニュース
経団連の十倉会長など日本の経済界の代表団が訪問先の中国・北京できょう、経済政策などを担う国家発展改革委員会の幹部と会談し、「反スパイ法」の運用について透明性を確保するよう求めた。会談では脱炭素や少子高齢化などの分野での協力について意見が交わされ、中国側は高齢化に対応した介護などの分野での協力に意欲を示したとのこと。代表団はあす李強首相と会談し、短期滞在ビザ免[…続きを読む]

2024年1月16日放送 6:00 - 6:30 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(ニュース)
中国進出の日系企業の5割近くが投資を縮小する方針であることが中国日本商会の調査により判明。また日系企業による中国の今年の景気見通しは「悪化する」が39%で「改善する」を上回った。理由について、中国経済の先行きの不透明さ、改正反スパイ法の施行の状況などを見極めることなどが挙げられている。

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