中国の景気について、国家統計局が今日発表した去年1年間のGDPの伸び率は 前年と比べ+5.2%となった。中国政府の5%前後という目標は達成したものの、景気回復は力強さを欠く状況が続いている。GDP と合わせて発表した主要な経済指標では、消費の伸びが鈍化。小売業の売上高は前年同月比7.4%のプラスと伸びが鈍化した。景気の懸念材料となっている不動産市場の低迷続き。去年1年間の不動産開発投資はマイナス9.6%で2年連続の落ち込みとなった。先月の新築住宅価格指数も主要70都市中62都市で前月から下落した。