パナマ運河を通行する貨物量ではトップのアメリカに次いで2位が中国となっていて、運河に隣接する2つの港は中国企業が管理している。中国は物流の要になっているパナマへの投資を加速させていて、2018年に貿易・インフラ・銀行など19分野での協力協定を結ぶなど急速に接近している。トランプ氏はパナマ運河で中国の影響力が高まることに警戒感を示していて、今回の発言に至ったとみられている。一方中国外務省はトランプ氏の発言を受けて「中国はパナマ運河の
主権を尊重し、恒久的な国際水路として承認する」など反発している。
主権を尊重し、恒久的な国際水路として承認する」など反発している。