北朝鮮が6日正午頃、朝鮮半島の東の海上に向けミサイル一発を発射。韓国軍当局はこのミサイルに中距離級のエンジンが装着されたものと判断していたが、ミサイルが米国領グアムに到達しないよう燃料などを調整した可能性がある。韓国軍当局は固体燃料式で改良された極超音速ミサイルではないかとみている。極超音速ミサイルは低空飛行するため迎撃などが困難。これまでの中距離弾道ミサイルに比べて低いものだった。また音速の11倍の速度で6分間飛行したことを確認した。北朝鮮は去年も新型極超音速ミサイルの発射実験を3回行っているが、いずれも射程距離が短かったか、空中で爆発している。北朝鮮が米国のトランプ大統領の就任を控え、ミサイルを発射することで存在感を示そうとするものと分析されている。