事実上の会期末を迎えた国会だが、与党から再延長論が出るなど、与野党の駆け引きが最大の山場を迎えている。最終局面でのドタバタ劇に、自民党のあるベテラン議員からは、互いの譲歩があっての国会運営が全く出来ていないと憤る声が出ている。野党側は副首都法案の採決の条件に、特別区設置の住民投票と関係する自治体選挙の同日実施を禁止する内容を付帯決議に盛り込むよう求めていた。この点について、自民党と立憲の国対委員長は、断続的に協議を続けていたが、一向に折り合いがつかず、与党側からは会期の再延長論も出ていた。この対応に、野党が猛反発している。これに対し、中道の小川代表が、内閣不信任案の提出をちらつかせるなど、緊迫した状態が続いていたが、今から3時間ほど前に、与党側が野党の要求を一部受け入れる考えを示した。これを受けて、参議院の野党6党は、対応を協議していたが、改めて副首都法案の採決を行うことに反対する方針で一致した。一連の与野党攻防の影響で、午後衆議院で開催予定だった高市総理出席の予算委員会・集中審議の開始も見通しが立っておらず、尚も緊迫した情勢が続いている。
