北陸新幹線の金沢・敦賀間の開業からおとといで半年。開業をきっかけに観光面の長年の課題を解消しようと取り組みが進められている。坂井市が観光の目玉として3年前から始めた福井・坂井・丸岡城のプロジェクションマッピング。ことしはすでに2万人が訪れる。福井市・観光交流課・橋向秀也主任は「地元に対する経済効果は非常に大きい」とコメント。夜間の観光や飲食の消費を拡大、ナイトタイムエコノミー。夜間の消費拡大は福井県の長年の課題。県外からの観光客の7割が日帰り。敦賀市では北陸新幹線を開業機に市が対策に乗り出す。新たに出店や改修したりするのに300万円を補助するなどの制度を始める。敦賀市・商工貿易振興課・橋詰拓幸係長は「継続して売り上げなどを見て、制度を設定してよかったとみていきたい」とコメント。気比神宮前にあるレストランは補助金聖堂を使い去年夏にオープン。補助金で厨房機器を充実。店内は落ち着いた高級感のある空間。la clarte KAGURA・松下ひかりオーナーシェフは「夜の営業に力を入れたい」とコメント。
住所: 福井県坂井市丸岡町霞町1-59