埼玉・杉戸町から中継。埼玉県だけで作られている縁起物でおせちのお煮しめに使われている八つ頭という芋が収穫期を迎えている。埼玉県杉戸町にある小林さんの八つ頭畑では年間約300キロの八つ頭を作っているという。里芋の仲間八つ頭の由来は、頭の数が沢山あることから八つ頭と付けられ、末広がりの「八」や人の頭になる「出世」など縁起のいい食べ物とされている。ただ全国には普及しておらず、その理由として皮が剥きづらく廃棄する部分が非常に多いという。小林さんの八つ頭畑では埼玉県で品種改良してできた丸系八つ頭がとれるといい、実際にピーラーでも向きやすくなっている。そこで辻岡アナは丸系八つ頭を使ったけんちん汁とコロッケをいただいた。他にもグラタンやポテトサラダなどにも使用するという。丸系八つ頭の収穫は12月中旬までで直売所などで購入できる。