今月5日、群馬県甘楽町の空き地にハンバーガーの自動販売機が設置された。日本の高度成長期に流行した、いまやレトロ自販機と言われる自販機を現代風に蘇らせたもの。コンビニやハンバーガーチェーンの台頭で一時は十数台にまで減ってしまったが、そのエモさがうけ、取材した自販機チェーンだけで32台にまで復活しているという。仕掛け人はレトロカー界隈では知る人ぞ知る整備士として雑誌に連載まで持つ、ガレージいじりや代表の小林由季。長野県飯田市にあるガレージいじりやの店内は昭和レトロのオンパレード。先人へのリスペクトを忘れない小林が、整備士になった経緯を紹介。20歳の頃、RX-7に乗っている女の人はかっこいい、白いピュアスポーツカーに乗ってみたいと思った。難しい車だから無理だと言われ、マニュアル免許を取得し、整備工場に就職した。ある程度修理できるようになっても「君じゃない男の人いないの?」と言われたという。小林は「不屈の精神で今がある」などとコメント。
ガレージいじりや代表の小林由季がハンバーガーの自販機にのめり込んでいったのは、幼い頃の記憶があったから。父が借金を抱え出ていってしまった小林家では、自販機でものを買えなかった。味方だったのは父親代わりになって育ててくれた祖父。雑誌の編集者と新たな企画を考えていたとき、小林は祖父と一緒に出かけた場所は今どうなっているのだろうと考え、全国のレトロ自販機巡りを提案。思い出の場所からハンバーガー自販機が消え始めていた。小林は自販機の中に入れるハンバーガーのメーカーに押しかけ、「私がハンバーガー売ります!」と言った。自販機は20年以上前に生産が止まっていたので代わりの自販機を探し、ハンバーガーの箱が入る自販機をゲット。ゼリー飲料を売っていた自販機だったため機械温め機能はなかったが、近くに電子レンジを設置。会社の前に第1号機を置いてみたところ大評判になった。初めから温まっていないことで、まとめ買いをして持ち帰る客も増えた。大阪府枚方市に設置した自販機のツイートが拡散され、製造が追いつかない事態に陥った。ハンバーガーメーカーが破綻したため小林の自動車整備工場がハンバーガー製造に乗り出し、工場を作った。ハンバーガー自販機は全国で32台に広がり、今の夢は47都道府県全てを制覇すること。
ガレージいじりや代表の小林由季がハンバーガーの自販機にのめり込んでいったのは、幼い頃の記憶があったから。父が借金を抱え出ていってしまった小林家では、自販機でものを買えなかった。味方だったのは父親代わりになって育ててくれた祖父。雑誌の編集者と新たな企画を考えていたとき、小林は祖父と一緒に出かけた場所は今どうなっているのだろうと考え、全国のレトロ自販機巡りを提案。思い出の場所からハンバーガー自販機が消え始めていた。小林は自販機の中に入れるハンバーガーのメーカーに押しかけ、「私がハンバーガー売ります!」と言った。自販機は20年以上前に生産が止まっていたので代わりの自販機を探し、ハンバーガーの箱が入る自販機をゲット。ゼリー飲料を売っていた自販機だったため機械温め機能はなかったが、近くに電子レンジを設置。会社の前に第1号機を置いてみたところ大評判になった。初めから温まっていないことで、まとめ買いをして持ち帰る客も増えた。大阪府枚方市に設置した自販機のツイートが拡散され、製造が追いつかない事態に陥った。ハンバーガーメーカーが破綻したため小林の自動車整備工場がハンバーガー製造に乗り出し、工場を作った。ハンバーガー自販機は全国で32台に広がり、今の夢は47都道府県全てを制覇すること。
住所: 群馬県みどり市東町花輪1973