- 出演者
- 宮根誠司 藤本万梨乃 鈴木悠 石田健 神谷明采
ドジャースの大谷翔平が11試合ぶりに24号先頭打者ホームラン。久しぶりのアーチに大谷も満面の笑み。第2打席は申告敬遠、第3打席はフォアボール、第4打席はホームラン。このホームランが日本人初のメジャー通算250本塁打に。今シーズンのHRランキングではトップと1本差。試合もドジャースが勝利、チームは地区首位をキープ。ドジャース11－5ジャイアンツ。大谷は、2本とも比較的いいホームランでした。構えが大事だと思っているのでそこを重点的に試合前はチェックして試合に入りましたとコメント。ラルカウントMLB担当の上野記者は、打球の角度は全部スイングの軌道で決まると、そのスイングの軌道は構えから決まるという形で構えについて非常に最重要視されているとコメント。
ワシントンで陸軍創設250周年の軍事パレードが行われた。兵士約7000人、軍用車両約150台など総費用4500万ドル、日本円で約65億円をかけた壮大なイベントとなった。トランプ大統領は、アメリカ陸軍に感謝すると述べた。この日はトランプ大統領の79歳の誕生日。その裏では反トランプデモが起きていた。
“令和の百姓一揆”と銘打たれ、きのう新潟県で200人以上の農業関係者が集結。コメ農家の厳しい経営環境を訴えた。小泉農水相は、福島県の二本松市の棚田を訪れ、農家などと意見交換。コメ生産者は今回のコメ不足は何だったのかというのをはっきりと解明してほしいと発言。小泉農水相は、水稲の収穫量調査とか作況指数とか生産者の皆さんの実感とずいぶん違うと述べる。
小泉農水相は、元々農水省のデータが生産者の皆さんの実感と乖離しているのではないか。収穫量調査と作況指数、こういった問題があることは事実ですと発言。政府はこれまで、足りないはずがない、必ずコメはあると訴え、「消えた21万t」と言っていた。そもそもコメの量が少なかったのであれば「なかった21万t」ということになる。農水省による24年産のコメの収穫量は約679万t。農家を取材すると、コメ農家は取れていないと思う。線状降水帯もあったしと述べる。流通経済研究所・折笠俊輔氏によると、生産調整を今ままでやってきた部分の失敗を認めることになる。基本的に認められない。5次卸まであるから流通の中で価格を上乗せして高騰したのではなくて、コメが足りてないから価格が高騰して流通が複雑化してブラックボックスが生まれたと指摘。
2025年7月5日、日本で大災害が起きるとそんなウワサが波紋を広げている。動画投稿サイトにはいわゆる“7月5日問題”を扱った映像があふれる。ことの発端は一冊の漫画、たつき諒著書の「私が見た未来完全版」（飛鳥新社刊）。1999年に出版された「私が見た未来」の表紙には「大災害は2011年3月」と書かれていた。実際、東日本大震災が起こる。1976年11月にみた夢の15年後、QUEENのフレディがエイズを発症し45歳で他界。たつき氏がみた夢であれば、本当に大災害が起きるのではと大きな話題となっている。SNS上では備える人が続出。
大きな影響を受けているのが観光業界。宮城日本香港協会のペギー・タン氏は、売上は減ったりしていると述べる。香港航空が6月ごろストップした。香港から日本への直行便が次々と減便。なかには全便運休した航空会社まであるという。仙台空港を利用していた香港からの観光客は、知っている、少し怖い。周りの友達にも日本には行かない方がいいよと言われたという。宮城県の村井知事は、かなり非科学的な根拠でそれがSNSによって広がっていて、観光面で影響がでてくるのは由々しき問題であると思っていると異例のコメント。
香港で何が起こっている？香港を緊急取材。7月5日に日本で大災害が起こる！？不安をあおる拡散の正体に迫る。
オープニング映像。
今夜のゲストは「The HEADLINE」編集長の石田健さんと、タレントの神谷明采さん。
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香港を緊急取材。旅行代理店の縦横遊の常務取締役のユンチャンレン氏は、5月6月は8割ぐらいに減っているしツアーの予約は例年の半分ほど。夏もたぶんダメ、9割落ちたと述べる。理由は、たつき氏の漫画の影響が大きいという。書店ではベストセラーになっていた。街の人の声を聞く。漫画は知っている。予定を変更した人も。家族が不安になるのでやめたとの声。Youtube、SNSなどで知ったという。
今年の2月8日にたつき氏の予知夢をとりあげた動画を発見。チャンネル登録者数約18万人のYouTubeチャンネル「ホラーオンライン」がたつき氏の予知夢を話題にしつつ、MCの男性はタロット占いのお店へ向かう。
たつき氏の予知夢をとりあげた動画YouTubeチャンネル「ホラーオンライン」。MCの男性が向かったのはタロットの占いのお店。占い師は、タイミングによってはよりひどい災害が起きるかもしれないと述べる。香港では風水や占いが生活に根付いていて、占い文化。様々なことを占いで決めるという。動画ではたつき氏の予知夢を占い、占い師の3人中2人は7月5日は安全だとした。しかし、コメント欄では予知夢の影響を受ける多くの視聴者がいた。この動画の再生数は約50万回。MCの男性、プーン・シウチョン氏を取材。予知夢を取り上げた理由について、香港の有名な風水師が、4月以降日本に行かない方がいいと注意を呼びかけている。2月の開運イベントが関係している。登壇していたのはチャ・シンユー氏。3月のミャンマー大地震や4月の世界的な株価大暴落を予言。神の預言者の異名を持つという。
チャ・シンユー氏本人を直撃。4月5月に日本で悪いことが起きると予知。被害に遭う人を減らしたいと報道陣の前で予言したという。チャ・シンユー氏は、予言した4月と5月には日本で実際に地震が発生した。だから7月にはもう何も起きませんと述べる。
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チャ・シンユー氏本人を直撃。予言した4月と5月には日本で実際に地震が発生した。だから7月にはもう何も起きませんと述べる。4月18日に長野県北部で最大震度5弱、5月31日に北海道釧路沖で最大震度4の地震が発生。これ以上の脅威はないという。香港での予言騒動、有名風水師が「4月と5月は日本へ行くのは得策ではない」と発言。それを誰かがSNSで「4月以降は日本へ行かない方がいい」と発信。さらにそれをみたYuTuberが風水師の占いとたつき氏の7月5日の予言を合体させた。ウワサが真実となりSNSで拡散していく。飛行機が減便、社会に影響を与えた。
科学的根拠のない予言が社会全体を揺るがす、それはかつての日本でも度々起きていた。1910年5月19日、ある新聞記事が大騒動へ陥れた。ハレー彗星による人類死滅説。発端はフランスの天文学者といわれたカミーユ・フラマリオンの「地球はハレー彗星の尾に含まれる有毒ガスで覆われ地球上の生物は全て窒息死する恐れがある」との言葉。世界中がパニックに陥り日本も例外ではなかった。映画「空気の無くなる日」ではハレー彗星が地球に最接近した時、空気がなくなり人類が死滅するとのウワサが蔓延。子どもたちを救おうと奔走する様子が描かれている。
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ハレー彗星の人類死滅説や、「空から恐怖の大王が降ってくる」と予言したノストラダムスなど、人はなぜ予言を信じてしまうのか。「ハレー彗星が最接近すれば地球の空気がなくなる」という噂を信じた校長が、子どもたちに5分間息を止める訓練を行うよう命じた。さらに噂を知った大人たちが、5分間分の空気を貯めるチューブを求めて自転車店に殺到した。また映画では生きながらえることを諦め、来世に期待して祈りを捧げる村人たちの様子も描かれている。結局ハレー彗星は予測通り観測されたが、地球の空気がなくなることはなかった。