女優・鈴木杏、柴咲コウ、松山ケンイチ、小雪など、地方移住するなど二拠点生活しながら農作業にいそしむ芸能人が話題になっている。イタリア生まれ、パンツェッタ・ジローラモは雑誌「LEON」創刊から23年、連続表紙を飾り続けギネス世界記録を更新中。パンツェッタ・ジローラモは女性の口説きテクニックにも事欠かないモテ男の代名詞。ジローラモは現在、福島県で田植えから稲刈りまでこなす、本格的な米作りに取り組んでいる。幼少期の思い出が米作りを始めたきっかけになった。リゾットなどで食べていた大好きな米を自分で作りたいという思いがあり、去年から妻の父の地元、福島県会津美里町の古民家、知人の水田を借りて米作りをスタート。ジローラモが田植えから稲刈りまで、1年間かけて作り上げた有機米「GIRO米」と名付けた。ジローラモのこうした取り組みは、高齢化、過疎化が進む地域を支えることに繋がり、米作り水田は生態系の維持、里山の保全にも繋がる役割がある。ジローラモは「農家のイメージは大変、苦労する。そのイメージをかっこいいにしたい。私は日本に来て、日本で活躍して、日本のおかげでいろいろ貰っているから出来れば恩返ししたい、それだけ」とコメントした。