気象台によると四国の上空にはあさってにかけてこの冬一番の強い寒気が流れ込み冬型の気圧配置が強まる見込み。西予市宇和では午前9時の時点で4センチの積雪が観測されるなど県内各地で雪が積もり始めている所もある。南予では今夜はじめごろからあすの夜遅くにかけて大雪に警戒する必要。また、中予戸東予でもあすの夜〜あさってにかけて雪雲が予想より発達した場合は警報級の大雪となるおそれ。あす正午までの24時間降雪量は山沿い40cm、平地15cm。寒気のため気温も下がっていてけさの最低気温は久万高原町で−3.3℃、西予市宇和で−2℃、伊方町で−1.6℃。気象台は、積雪や路面の凍結による交通への影響や集落の孤立に警戒し、雪による倒木や停電、農作物の管理などに注意するよう呼び掛けている。今回は寒気の影響が長期間にわたり積雪が増える見込み。最新の気象情報や交通情報を確認し時間に余裕をもった行動を心がけ、路面の凍結による歩行中の転倒などにも注意。