記者に力士と出会うと元気になるという理由で出会ったのが浅香山の親方だったという充子さん。女将より5歳年下の魁皇は24歳だった。2人は出会ってすぐに交際をスタートさせ、がん再発の中、寄り添ってくれていたのが親方だった。1年半後の99年に結婚した2人。魁皇は大関となり、現役生活で幕内通算勝利数は879勝。2014年に浅香山部屋を創設し、知名度が低かったために当初は4人しか来なかったが、充子さんはこの子たちの東京のお母さんになると誓い、稽古場探し、千秋楽パーティーの準備などに奔走した。その4年後に50歳でがん検診をうけた充子さんは乳がんがみつかったという。親方は弟子たちに包み隠さずがんについて話したという。親方と弟子たちは大阪場所前の遠征だったため、誰もつきそうことができず、女将は1人病院へ。しかし、その中で弟子たちの激励の動画が届いた。腫瘍を摘出して9年、転移は見つかっていない。
