去年2月23日、弟子の暴力行為を知りながら相撲協会に報告を怠ったとして2階級降格 減俸処分が下された。翌月宮城野部屋の力士全員を伊勢ヶ濱部屋が預かると日本相撲協会が発表し宮城野部屋は閉鎖状態となった。白鵬は、去年8月を過ぎた頃、年内に戻れるという話があると期待を抱いていたが、3月に執行部で話し合いがあり期限を明確にされずまた延ばすということが退職の理由になったとしている。スポーツジャーナリストの二宮清純氏は、大横綱としての去り際が大事だとアドバイスしたという。末延吉正は、うまく共存する道を探ってもらいたいと話した。